Territorialship&Trustship/Local Republic Award(風間教司+永峰麻衣子+渡邉貴明)
鹿沼市旧市街では1999年以降、DIY改修をメインに既存の建物を利用した店舗やスタジオ、工房が28か所開業した.各者が互いに仕事を発注し合う関係はもちろん、数者が協働でマーケットや結婚式を企画するなど、小さくも新しい経済圏が生まれている.この動きを、”Territorialship=地縁”と”Trustship=シゴトによる協働”という二つの共同体意識による新しい地域形成であると考察したコンペ提出案.日光珈琲・風間教司、小山高専・永峰麻衣子、渡邉による共同応募.最優秀賞受賞.

(主旨)コンペウェブサイトからの転載---
そこに住む人びとがお互いに助け合う、そのような住み方ができないだろうか。それが可能だとしたら、従来までの一つの住宅に一つの家族という住み方とは決定的に異なるはずである。「1住宅 =1家族」の形では、家族の内側の幸福や家族のプライバシーを大切にすることはできるが、いくつもの住宅が集まってお互いに助けあうようなコミュニティーをつくることは極めて難しい。 私たちは「1住宅=1家族」に代わる新たな住み方を提案してほしいと切に願っている。そして今回、既に実現している人たちを探したいという想いでこのAWARDを開催するに至った。AWARDを通じ、「1住宅=1家族」の内側の幸福だけを求めるのではなくて、隣人や更にその隣人に対しても心遣いをするような住み方を提唱して頂きたい。(以下略)


公式HP
Local Republic Award

掲載メディア
日経アーキテクチュア 2018年7月26日号
下野新聞 2018年6月29日朝刊
greenz.jp


敷地 栃木県鹿沼市
規模・構造 (既存)旧市街地域
延床面積 ---
総工費 ---
竣工年月 ---


応募提案書
公開最終審査の様子
審査講評のメモ