旧市街の中に取り残されたように存在しているお店。ここだけ20世紀?と思わずにはいられません。ここは鹿沼屋台夢箒・大坂屋さんです。
駐車場には取り扱う商品がところ狭しと並んでいて、歩道にまで飛び出す勢い。2階の軒下には鹿沼箒が下げられています。 僕はこのお店が大好きです。と言うより、この商売魂を尊敬します。自分の商品をこんなにも自慢気に、そして誇らし気に商売するお店が、他に思い浮かびません。きっと、このお店のご主人は鹿沼が本当に大好きで、ご自分の商売にも自信を持たれているのだと思います。 最近、この大阪屋さんは道路の拡幅のために、以前お店のあった場所から少し北に移動してお店を続けられています。以前のお店は江戸〜明治に建てられた町家で、移動するにあたって部材の一部を新店にも再利用されています。
旧店舗の写真は森山眞弓公式Webサイトより転載しました。 http://www.mayumi.gr.jp/ この大阪屋さんの商売根性。商人の町として栄えた鹿沼宿らしいです。 大阪屋さんのような方がいる鹿沼を誇らしく思いました。