南摩ダム計画地。

こんにちは。歴史を活かしたまちづくり計画の更新は、もうしばらくお待ちください。 先日、南摩地区のダム計画地に行ってきました。もう在住者は退去済みで、一帯は静まり返った里山となり、お堂や小学校などにも人の気配はなく、ただそこには不自然な工事プレハブがあるだけ。 人と自然が穏やかに共存していたその場所に、巨大なダムが計画されています。 その場所にぼんやり佇んで思ったこと。この町では未だ高度経済成長の幻想を片手に突っ走っていると。人間にどうかできるとも思えないこの雄大な自然を相手に何をしようというのだろう。少しだけ哀れにも感じて切なくなりました。もうすぐ「この場所」が水に沈みます。  
 

 

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