引田の古峰ヶ原旧道沿い、背後に緑深い山林を、南東に二股山を眺める緩やかな傾斜地に計画している住宅.
敷地は背後の山を含み、広大である.取り留めのないその域に、住む人と土地を結びつける求心力のある空間を設えたいという印象が設計の取っかかりだった.その空間を核にして、食事や団らん、農作業、身支度、各室へのアクセスが行えるプランニングとしている.住人の生活は、内内、内外の動作のほぼ全てがこの土間ホールを介して行われる.
敷地には江戸末期に建築が遡る主屋が建っている.今回の計画はその改築である.古い部材は解体職人だけでなく大工が参画し、梁や柱、建具などの部材を組み外し、新築建物に再利用する計画である.新建材の使用は極力控え、木材や和紙を利用して時間の経過とともに美しさが増すインテリアをつくりたい.(2017.12)
敷地 |
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栃木県鹿沼市 |
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規模・構造 |
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一戸建ての住宅 |
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延床面積 |
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198.51㎡ |
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総工費 |
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竣工年月 |
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一期工事:2018年
二期工事:2019年
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一期工事の内外装工事が進行中です.('18.12.15)
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左が一期工事中の改築建物.右が旧家屋で後に解体、二期工事として増築建物に置き替わります.
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一期工事の建方が進行中です('18.4.21)
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第一期解体工事が終わり、第一期改築部分の基礎に着工しました.('18.2.5) |
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解体中の旧主屋の実測断面図です.古材は新築建物に利用します.('17.12.27)
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旧主屋の解体工事が進んでいます.('17.12.27)
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実施設計スタディ模型 外観
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実施設計スタディ模型 室内
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基本設計案
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A案-1,2
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B案-1,2
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C案-1,2
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