20251129
2025年11月29日、土曜日16時から18時、鹿沼市銀座2丁目のkanuma commonsの一階ライブラリースペースにおいて連続講義「かぬま いまとむかしのダイアローグ」の第一回目が開催されました。講師は福田純一さん。受講者は25名。モデレーターを渡邉がつとめました。以下に、当日冒頭に渡邉が述べた開催の経緯を掲載します。
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「かぬま いまとむかしのダイアローグ」をkanuma commonsで開催するに至った経緯をご説明します。
kanuma commonsは2022年9月にキックオフをし、それから3年が経ちました。「リノベーションまちづくりの拠点」として、私も運営者の一人として関わってきました。
3年を一つの区切りにして総括しようとしてみたとき、まちづくりの成果はどうしても経済効果、お金の話に行き当たる。たとえば、近隣居住者の増加であるとか、空き家の解消率であるとか、新規開業率であるとか。
また、kanuma commons周辺からはさまざまな意見をもらうようになりました。たとえば、誰が運営していて、何を目指しているのかよく分からない。取り組みや企画を通じて理念を発信してきたつもりですが、届いていない、議論が空回りしている。なぜそうなるのか。
その理由の一つとして、リノベーションまちづくりをなぜやるのか、誰のためにやるのか、それをまっすぐに表現してこなかったのではないか。経済効果、お金の話とは別の、まっすぐな言葉。明日の地域をどうしたいか、それを皆で語る方法が、あまりにも少ないのではないか。そういうことを考えました。
そのときに、歴史、特に郷土史は、まちづくりのビジョンを皆で語る方法、共通語を育てるヒントがある。過人がどう生きて、どう考えて、どう取り組んできたのか、それをまず眺めてみる。それを共通の地平にして、明日からどういう道を行こうか、前向きで建設的な活動をつくりたい、これが開催の意図です。個人的には、回を重ねることで郷土史から実践的なコミュニティ論に育てていきたい。
講師は福田純一さんです。福田さんは、ながく鹿沼市行政において郷土史研究分野に尽力されてきました。個人的には、渡辺と鹿沼を繋いでくれた。渡邉が学生で20歳のとき、大学の卒論において町並み研究をしているときに市図書館で偶然出会い、それならと様々なキーマンに繋いでくださった。「ダイアローグ」の講師は、まずは福田さんにと真っ先に思いました。
今日の流れですが、前半は福田純一さんにテーマに沿って講義をいただきます。1時間ほどになるかと思います。それを前半とし、後半は自由討論、質疑応答とします。皆さんからの質問は後半にまとめてでも結構ですし、前半の講義中も、会場の皆さんや司会からも適宜コメントや質問を差し込む形で進めたいと思います。
なお今日は、色々な人、たくさんの方に来てほしいという思いもあって1階のこの場所(kanuma commonsの一階、ライブラリースペース)での開催となりました。普段は銀座コーヒーさんの客席となっていますが、一部を使わせていただいています。できましたら応援の意味もこめて、お飲み物やお土産をご発注いただけると嬉しいです。
それでは福田さん、講義をよろしくお願いいたします。