杉と桧


日本には杉や桧のまとまって生育しているところがとても多いです。 それは両材とも鉛直に成長しますので、古くより良好な建築材料として好まれたからでしょう。  また、昔から、山や田畑を持つ家では、しばらくその土地を使用しないときには杉や桧を植える習慣があったようです。 杉や桧の根っこというのは、あまり地に浸食せず成長するので、また田畑に戻したいときには、比較的簡単にその樹を取り去ってしまえるのです。  雑木林にしてしまったのでは、樹木の浸食力が高く、一度根を張ったものはなかなか取り去れない、取り去ってもまた成長してしまう、ということになってしまうのです。  日本の山林風景は杉ばかりでつまらない、という言葉をよく耳にしますが、それには農家生活に関わる理由があったのです。 

 

月別アーカイブ