長屋の屋根にデザインをみた!


路地裏の長屋に多く見るこの屋根の葺き方です。 これを菱葺き(ひしぶき)といいますが、文字通り菱形の連続が美しいです。  この葺き方の起源には諸説あり、 戦時中、国により鉄が回収される中で、屋根葺き材に困った人たちが、 一斗缶の底を使ったことが始まりだそうです。(地元大工さん談) 確かに寸法はそのくらいです。  現在はその意匠の良さから使用されるわけですが(あまり見かけませんが) これは工法的にも大変優れており、和風デザイン図鑑によりますと 鉄板の葺き方で一般的な「一文字葺き」よりも防水性が高く、 さらに少々の手間で防風性の向上も図れるそうです。  優れた機能性と意匠性を併せ持つ菱葺き、見つけてみてください。 ちなみに菱葺きの応用で、亀甲模様になる亀甲葺きもあります。 

 

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