
路地の出口、通りを挟んで洋風下見の外壁に瓦屋根の乗った面白い医院が見えます。 ちょっと前までは、こんな風な、旧市街の要所要所にそれぞれ「クセ」のある「まちかど」っていうものがあって、近所の人たちの生活の目印になっていました。 それだけじゃなくて、その「クセ」は町並みにリズムを与えて、歩いていて楽しいし、それが深みとなって、町がぐっと魅力的になると思います。 最近の区画整理で道路が広がって、それに沿った商店・住宅が無味乾燥で味も素っ気もない状態と、旧市街のような「クセ」のある町並みは、ちょうどビジネスホテルとクラシックホテル、例えば日光金谷ホテルの関係に似ていると思いました。 さっぱりと、泊まった記憶さえ忘れてしまうホテルと、泊まること自体が目的になったり、更には長い間印象や思い出に残るホテル。 鹿沼の旧市街はビジネスホテルにはしたくないなぁ、と思います。