
水路沿いに住宅が並んでいる戸張町の風景です。 一見するところ、写真右側には5軒ほどの住宅が並んでいますが、不思議なことに石塀は一続きになっています。 複数の所有者が一つの塀を共有しているのです。 誰が?同時に?話し合って?この塀を据えたのでしょう? この写真でもそうです。 
どこからどこまでがどのお宅? 近年区画整理が行われた旧市街では新しく建てる建物を旧宿場町らしく切妻屋根の妻入り形式にしましょう、とか、外壁の色を調和させましょう、とか、景観誘導の取り組みもあるようです。 でも、古絵図で見る限り、切妻屋根の妻入の建物なんて殆どないし、そんな風にしてつくられた町はどうも安っぽい。 そんな現状に比べても、最初に見た「共有する塀」の方がとっても町に溶け込んでいるし、近所の繋がりも強そうに見えます。