2023.1.16

一晩、頭の隅に放っておいてみて「こうして家伝は決まって空間を糸口にして語られた。(中略)人は、空間を通じて先人からの意思を受け取るのである」というのはしっくりきた感じがする。去年9月、鹿沼東高(母校である)でのレクチャースライドももう一つの立脚点になるかもしれない、「(建築を)つくる、なおす、まもる」という、建築設計事務所で何をしているのかを説明するために立てた3つだ、建築をつくり、なおし、まもることが、僕の仕事であると言ったのだった。「しらべる」が入っていない、つくるとなおすとまもるのどれにも「しらべる」はある気がするが、僕にとって「しらべる」は先の3つと同じ重みでそこにある感覚がある、それを言葉にする必要がありそうだ。僕は16年前から、つくる、なおす、まもる前から、そこにある建築を「しらべ」ている

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